あすらぼ研究所

2023年01月

連チャンの研究会。
パラらぼは純粋に、サークル「ムーブメント・パラシュート」のプログラムを考える研究会。

2月のプログラムの内容を考えました。

2月のメイン遊具はフープ。

フープの特徴。
これまでの活動からどんなフープの活用法があるのか確認して、
1本のフープの使い方をみんなで考え、
みんなとつながれる活動内容を考え…。

それぞれ気になるところをちょっとずつピックアップしたりつなげたりしていくうちに、
骨格が出来上がり。

研究会の進め方やプログラムの作り方にセオリーはないのですが、
何となくパターンができて、シンキングタイムもスムーズ。
ほぼ時間通り90分で全体像まで、みんなで作り上げるスタイルが確立されてきました。

以前は事務局でやっていましたが、
オンラインにすることで、参加者も増え、過去の写真を見ながら確認するにはオンラインは断然便利。
コロナ禍の恩恵を完全に受けているのが皮肉なものです。

今回参加者は5人。内本番2名欠席、1名不明(笑)
自分が参加できない活動プログラムも一緒に考えてくれるのは、プログラム作りが楽しいのと、学ぶことが多いと信じております。

もう、来年度の年間計画も立てないとな~。

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研究会も4年目にして進化を遂げています。
ワークショップと研究会を融合。
これまで、みんなの中で個々の良さを見つけ認め合える方法としてムーブメントを前面に活動をしてきましたが、果て、何のためのムーブメントなのか、足元を見直すことが必要ではないかと感じていました。

インクルーシブ保育・教育

新しい用語が次々に登場する中、みんなに優しく感じるこの言葉の意味…果たしてわかっているのか。
インクルーシブ保育教育のためのムーブメント…と言いつつ、世の中にインクルーシブ保育教育の必要性を感じている人がどれほどいるのか。またこの言葉は浸透しているのか。

まずは自分たちがしっかり学ぶべきではないか。

これまで会員やワークショップ常連者などに限っていた研究会でしたが、
子どもたちを取り巻く現状に何らかの疑問を持っている人たち誰もが集える場所になることを願って、
今までよりオープンに参加者を募りました。

とは言えリニューアルした1回目は、やはり関係者が多数の他、ワークショップ常連者でしたが、
研究会に初めて参加してくれた人も含め、保育園、小学校、療育機関、NPO運営者、一般人、保護者となかなか多様なメンバー。普段顔は合わせても、語り合うことがなかった人たちと、このテーマについてじっくり語ることができました。

鎌倉女子大講師の袴田先生のナビゲートのもと、出た意見から話題を見つけながら、お互い考えていることを話し、初めは順番に話していたところ、後半は次々に連鎖反応が起き、これから…と言うところでタイムアウト。

結論を求めるわけではなく、気づきをたくさんもらえた会となりました。

内から湧き出てきたものが出し切れず、終了後も雑談の輪ができていました。

本当のインクルーシブってなんだろう。
益々迷宮入りした感じですが、この余韻を今後の研究会に生かせればと思います。

次回7月2日…テーマはあらかじめ決めてありますが、続きかも…。
検討します。

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